2015年4月25日土曜日

黒い砂漠 オープンサービス日程発表


オープンベータではなくオープンサービス?が5月8日(金)午前9時~に決定

そして今日から5月1日まで先行キャラメイクが可能に。
※4/29サーバの並びはランダムらしい(公式発表)
どうも作成後並び順が変わるようでValenciaが初期状態の2鯖ぽい。(並び順を人口で調整してたら不明)
基本MMOは2鯖が好きなのでValenciaの名前も確保。



同時に 新クラス「リトルサマナー」が追加されるらしい。

リトルサマナーは笛を武器に狼を召喚して戦う職。


invenのキャラメイク掲示板で人気なのでいえばこんな感じ





戦闘






その他
 ・レベルキャップ50まで開放
 ・カルフェオンエリア追加
 ・ギルド(Lv50~なのでCBTでは作れなかった)
 ・占領戦
 ・スキル覚醒







そして何より驚きのキャラメイク選手権




もし子持ちの男性が入賞したら


「パパこれなーに?」


受け取り>設置>初日の身内の反応まで特番組んでくれたら絶対見るんだけどな。


2015年4月16日木曜日

黒い砂漠 CBTレビュー


CBT(正式にはプレオープンテストらしい)3日目に参加し、最終日までの一週間ブレソに一度もログインする事無く遊んでしまった。




とにかく見慣れないシステム満載で難しく、理解するまでの間は知恵熱が出まくる。
また、ワールドに降り立った直後からクエストの依頼がフリーダム過ぎて迷子になる。


更にCBT後半まではクラ落ちが頻発(2~30分に一度必ず)する状態だった事もあり、開始早々挫折したプレイヤーは相当数いたはず。



ただ、この序盤の高いハードルを超えると、どんどん面白くなっていく。



生活コンテンツの設計は一つ一つがリアル過ぎて面倒なのに、それが面白く感じる。
戦闘システムはオマケ程度かと思いきや、アクション性が高く爽快感も強くスキルも豊富。


ここ数年、CBT終了後に感じた事の無い「あれしたい、これしたい」と言う感覚が抜けない。




【家名】
スタート直後に最初に要求されるのが「家名」の入力。
ブレソで言う所のニックネームのように機能する。


【キャラメイク】
インターフェースが特殊なので慣れるまでにかなり時間がかかる。
顔のシワのようなラインで細かく区切られた部位をそれぞれ調整出来る。

CBT時点ではベースとなる顔のテキスチャや髪型が限られていたので適当に作成。



髪型毎に長さやカール具合を調整出来るのは新しい。


ただ、体型のいじれる「幅」がかなり狭いのがつらい。
一番細く設定しても日本人の標準体型程の太さ、一番太くしてもぽっちゃり程度。



【まっくろくろすけ】
ワールドに降り立って以降、まっくろくろすけ みたいなNPCが常に付き纏う。

こいつの存在が序盤の歩き方を迷子にさせる要員の一つ。


スタート直後はチュートリアル担当のNPC的な立ち位置ではあるが、すぐに

「人間の頼み事なんて聞くな。オレとお前だけの事を考えて強くなれ」

的なセリフを吐き始め、主人公にひたすら「戦闘系」のクエストを出し続けるようになる。
常に付き纏っているので受託も報告もその場で完了し、次々とマップが進みレベルが上がる。
結果、大量に用意されている生活系コンテンツのチュートリアル系を全部すっ飛ばす事に。


ちなにみ自分は序盤クロスケに従い過ぎた結果、初期村「オリビア村」の殆どのNPCと未会話のまま次のエリアに進んでしまい、「あの街はいつ行くことになるのだろう」と思いながらCBT終了、後に動画を見て初期村だった事に気づいた。



【ストーリー】
記憶を無くした主人公が、古代文明と関係のあるらしい「まっくろくろすけ」に、記憶を無くす前に交わしたという契約を理由に、いいようにこき使われる話。

CBTの範囲でもカットシーンはかなり多く用意されていた。



【戦闘システム】
ノンターゲッティング式を採用していてアクション性は高い。
エフェクトも音も派手で爽快感があり、いわゆる無双系。
ウォーリアしか触れてないけど、防御・回避・反撃・タウント・高速移動等が揃っている。


スキルがかなり豊富に用意されているものの、スキルポイントが全然足りない。
ちなみにスキルポイントはレベルでは上がらず、戦闘をする事で少しずつ増えていく。



正直、戦闘システムはあまり期待していなかったのだけど、流石はC9の制作スタッフを中心に結成されたというだけあって、かなり作りこまれている。



【パーティープレイ】
一般的な機能を備えているものの、CBTの範囲ではPTの必要性は皆無。
「PTプレイを強要しない作り」を目指しているらしいが無さすぎる。

一昨年前までキム・デイル代表は「MMOにおけるインスタンスダンジョンという断絶空間の存在はコミュニティの妨げになる。 我々は別の形で同様の感覚を提供したい。」と語っていた。

そして今年に入って「インスタンスダンジョンの実装の可能性はまだ残しているものの、別の形で実現うんたら」と語った。

本家でもまだ「別の形」が実現していないのだろう。

実現するか諦めるか、早めにしていただきたい。



【クエスト】
最近のMMOの一本道のクエストと違い、クエストのレベル制限や前提等がほぼ存在せず、プレイヤーが自由に好きな方面のクエストを選んで進めていくことが出来る。

というのは謳い文句で、

スタート直後からこうなので、用意された各種チュートリアルが機能しない可能性が高い。

用意されているクエストの数は膨大でクエストの取捨選択が必須。
序盤は地域毎にクエストを終わらせていかないと次々と新しいエリアに向かわされてしまい迷子、そしてすぐにクエスト受託数の上限にひっかかる。

クエスト毎にアイコンが用意されていてワールドマップで内容も確認出来る。
また、右クリックすれば対象までの白いラインが現れオートランしてくれる。



尚、チュートリアル系を読み飛ばすと本当に仕組みがわからなくなるので、

初期村とベリア村のクエストだけはきちんとこなし、きちんと読もう。

そして

まっくろくろすけの依頼は他のクエストの進捗にあわせて進めていこう。




【クラン・ギルド】
クランの設立に条件は無く、費用も無料。 ただし最大15人まで。
占領戦等には参加出来ず、純粋な人の集まりとしてのみ機能する。


ギルドは法人的な設計で、設立費用に30万必要で、うち20万で運転を開始するらしい。
今は無き最低資本金制度っぽくて面白い。 今じゃ1円で起業出来てしまうけどさ・・・。

マスターは雇用主となり、メンバーと雇用契約を結び給与を支給したりするんだとか。
また、ギルドではギルドミッションなるものが受けられて、これを協力してこなしていくらしい。


黒い砂漠でのコミュニティ要素は、ギルド活動に集約されているように見える。



【生活コンテンツ:採集】
木を伐採したり、鉱石を掘ったり、野草を採集したり


動物を虐待して 皮を剥いだり、肉片を手に入れたり、体液を抽出したり


採集にかかる時間は結構長く、何度も繰り返す必要がある場合はイライラするが、
採集専用服や料理バフやシャイニング系採集道具を使うことで時間は短縮出来る。


オブジェクトから何かしら手に入れる行為を全て採集とし、そこに行動力を必要とする。



【生活コンテンツ:加工】

左上から 混合、粉砕、薪割り、乾燥、選別、加熱、修理、簡易錬金、簡易調理とあって


トネリコの木から取ったトネリコの原木を薪割りでトネリコの板に加工したり

採掘した鉄鉱石を加熱して鉄の塊にしたり、小麦を粉砕して小麦粉にしたり


料理したり生産したりする前段階として原材料を加工する仕組み。行動力は消費しない。



【生活コンテンツ:料理】
結構な数のレシピが用意されている。

リアルでは過去の悲しい記憶から一切やらないけど、CBTで一番はまったのが料理。


労働者の行動力を回復する為のビールを大量に使り、副産物で貢献度を増やす。
(料理の副産物としてアイテムが何種類か出来、一定数で金や貢献度EXP等に出来る)

料理をするには「家を住居として借り、調理器具を設置」する必要がある。


調理器具や調味料はNPCから購入出来る


加工(粉砕)でジャガイモをジャガイモ粉にし、
加工(混合)でジャガイモ粉とミネラルウォーターと混ぜてジャガイモ粉生地にし
それをタルトの材料として料理する、という感じでなかなか凝っている。


出来上がる料理の効果も魅力的なので、商売抜きにしても活用したい。



【生活コンテンツ:錬金】

こちらも結構な数のレシピが用意されている。

各種ポーション系や宝石系を作り出す事ができる。
料理と同じく手探りで混ぜるのは無謀なのでinven情報を活用すべき。

ポーション系のバフは料理バフと異なり、アールの息吹という火炉を設置してから使うと、パーティーメンバー同士で効果を共有する事が出来る。

アールの息吹は高級釣り餌等も共有出来きて結構使える。



【生活コンテンツ:釣り】
釣り竿を装備して当たりがあるまで待ち、ミニゲームをこなして釣り上げる。

釣った魚は生の状態では「貿易品」扱いで、結構良い値段で売れる。
釣りのレベルが上がれば銛で魚を捕獲する事も出来るようになるらしい。

外洋で船釣りを試したかったけど、CBTで作れる船では浅瀬しか移動出来ず断念。


魚の種類も生息地も様々で、釣りだけでも長く遊べるコンテンツ量を誇っている。

行動力を消費しない。



【生活コンテンツ:調教】
乗り物を捕獲したり、馬を交配させて新種を作り出したりする

とりあえずロバから馬に乗り換えると移動自体が楽しくなる不思議。


馬を見つけて、ロープを装備し、ローブを投げてタイミング良くスペースを押す


力比べを繰り返しながら、馬の隣まで近づき、乗る or 蹴られて失敗⇒繰り返し。

隣で捕獲の失敗を期待して?縄をぶんぶん回してる人もいたり。 CBTなんだし落ち着け。

実際自分が試した範囲では「捕獲>厩舎登録>再POP」という感じでPOP場所も複数あるので、こんな必死な人は序盤しか現れないはず。





手なづけた馬は厩舎で登録。

馬によって性能もスキルも違う。 おすすめは高速騎乗。 乗り降りが早い。


捕まえた馬は市場に流したり
(このせいで序盤取り合いが生まれるけど、すぐに相場は労力に見合わなくなる)

牡馬(オス)なら交配市場へ登録したり
交配はスタミナが最大じゃないと出来ない、という作りが変にリアル。




交配システムにより生まれる馬の種類は膨大

invenの馬交配情報フォーラムより




【生活コンテンツ:狩猟】
ステータス欄はあるもののまだ未実装の模様

火縄銃で鳥やフクロウを撃つとかあるので、それ系の事だろうか




【生活コンテンツ:貿易】
貿易商人がいる拠点間で貿易品を輸送して差額で利益を得るコンテンツ。

利益を上げるためには貿易をする区間の拠点を繋ぐ必要がある。
のだけど、ここが結構ややこしい。

理屈を無視すればマップ上のオレンジ色のラインを結べば良いだけ


相場の変動具合とかを見ながら自分の貿易レベルで扱える品から選ぶ

一部を除き交易品は基本的に凄まじく重いので、ロバや荷馬車を使って輸送する。

マップ上の赤いMOBの顔っぽいアイコンのルートを交易品を所持したまま通過すると盗賊に襲われる。


貿易レベルが上がると扱える品が高級になって利益も増える。


貿易品は加工施設を借りて自作する事も出来る。




【生活コンテンツ:生産】
黒い砂漠の生産は他と若干異なり、専用の生産施設を借りて労働者を使って生産する。

各拠点には家の形をした空き家が複数存在し


家をクリックすると「住居」「倉庫」「作物加工所」「武器工房」等の用途を選べるので、
生産したい品の施設を貢献度で借りて、必要材料を倉庫につっこんで生産開始。


完成品は倉庫に自動的に送られる。


生産出来るのは 武器防具アクセ、船や馬車、家具や道具や貿易品等様々。
武器防具を更に上位武器防具に加工する生産等もある。





生活コンテンツ:家庭菜園】
貢献度を使ってNPCからフェンスを借りて、街の外に設置し作物を育てる。
種はNPCが一部販売していて、他はクエ報酬や雑草採集時に稀に手に入ったりする。


農場に労働者を送って得られる作物は20~30分で10個前後なのに対し、
自分で植えた作物からは採集低レベルでも100近く得られたりするからすごい。

そのかわり

3~4時間かかるし、定期的に害虫がわくし、枝は絡むし、水をあげないと枯れるし、
しかもそれらが20分程度の間隔で発生するから大変。(放置でも育つことは育つ)


種を品種改良すれば、より高価な種になり、枯れた⇒一般⇒高級⇒特級、と変化。
高級から先は料理で使えば一般品の数個分として機能するし、作物加工所で高級な貿易品にする事も出来る。



【生活コンテンツ:ハウジング】
「住居」として借りた場所だけが一般的MMOの家として扱われる。

家具はドロップやクエ報酬や生産で手に入り、飾り付けの点数でランキングが表示されたり。

配置モード

この時の貢献度で借りられる部屋は狭く、家具を作る余裕もなかったので適当。

他人の家に訪問する事も出来るが、設備を共有出来るかどうかは不明。

ベッドで寝ると行動力が倍回復するので貴重。




【労働者】
一般労働者は作業管理人経由で雇用する。 性能は低いが安い。


農場等にいる「名前付きの労働者」と「会話交流」のシステムを通じて親密度を上げることで、
高性能な労働者を雇用する事が出来る。



【会話交流】
会話交流には現在の親密度に比例して一定の行動力を消費し、自分の手持ちの知識のうち、相手が興味を示す知識を提示して親密度を上げるミニゲーム。

手持ちの知識が不足していれば交流する事が出来ない。
NPCによっては興味があるのは動物だけだったりインプ系だけだったり。


親密度を一定値まで上げると、新しい知識やクエストをくれたり、物を売ってくれたりする。



【経済システム】
「プレイヤー間完全トレード不可」という仕様により業者駆除に成功しているらしいけど
「プレイヤー間のコミュニケーションの妨害」にも成功している。

正直ここは何かで補われていないと問題。 友人間での協力が全く出来ない。


取引所は特殊で、各アイテムの相場から上限下限を決めて、その範囲内でのみ金額設定が出来るようになっている。 各アイテムには最低単価が設定されている。


また、出品したアイテムが取引所に並ぶまでには一定の時間がかかり、購入時は出品されている物の中で最安値から順に購入する事しかできない。



トレード・経済の仕様は業者対策とはいえデメリットが上回っていると感じる。








【書ききれないし疲れたのでその他羅列】
・リアル過ぎて怖いキャラメイクが結構ある


・衣装かなり少なめ、染料システムがあるのが救い、今後に期待。
・職で性別は固定、選べる職は
  レンジャー・ウォリアー・ソーサレス・ジャイアント・テイマー・ヴァルキリー・ブレーダー
 韓国公式職紹介
・先日本家にヴァルキリーが実装された。PTメンバの状態異常治癒や回復等もあるらしい。
・NPC数もセリフも膨大なのでローカライズ大変そう。 読まないけど。
・正式サービスは「2015年上半期のしかも早い時期に!」らしい。
・元の仕様と比べ、ライト層向けにかなり調整が入っているらしい。
・各種生活スキル毎に上位30人までのランキングが常に確認でき、上位5人は頭に特殊なマークが表示される。(CH毎・今インしている人の中でのランキング)





2014年末に韓国で正式サービスしたばかりなので、まだまだこれからの作品ではあるものの、ベースがかなりしっかりと作られているので今後に期待してしまう。

まだ見えていないコミュニティ要素がしっかりと整うのなら、個人的にかなりの当たり。